鍼灸の治療をするうえで、中医学は非常に有用ですが、それよりも今その人の身体の状態を知ることができるということが重要だと思います。
そして中医学は、陰陽五行を基本とした身体観をもち、それをもとに弁証し、治療を施します。その考えのもと、鍼灸だけでなく湯液もあり、推拿もあり、気功もあり、薬膳もあります。
患者さんの「先生、私は、どんなものを食べたらいいでしょうか?」とか「私は、どんな運動をしたらいいでしょうか?」という質問にも、「脂っこいものを控えて消化にいいものを食べたほうが良いですよ。」とか「水泳とかウォーキングをやったほうが良いですよ。」のような通り一遍のアドバイスではなく、弁証に沿った食事や運動のアドバイスができるのです。
今回の講演では、中医学をもとにした患者さんへの生活指導の実際を、瀬尾港二先生よりお話しいただきます。
日 時 :2023年1月21日(土) 19:00〜21:00
内 容 :患者指導に活かす中医学
講 師 :瀬尾 港二(アキュサリュート高輪 院長、日本中医薬学会理事・事務局長)
参加費 :一般会員2,000円 / 学生会員1,000円 / 一般参加3,000円 / 学生参加2,000円
※ 日本中医薬学会会員の方々は一般会員としてお申込みいただけます。
開催方法:WEB開催(Zoomによるオンライン講義)
※お申込みいただいた方につきましては、オンデマンド視聴も可能です。
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