吉冨 誠(熊本市 吉冨復陽堂医院)
第3回日本中医学会学術総会は、「少子化問題を解決する中医学」をテーマに2013年9月14日・15日、東京のタワーホール船堀(都営地下鉄新宿線 船堀駅より1分)で開催いたします。少子化は日本のみならず、中国、韓国、台湾でも深刻な社会問題となっています。このままのペースで少子化が進めば西暦2500年の日本の総人口は7万6千人になるとの予測もあります。非婚化や晩婚化など社会的問題が根底にありますが、医学的に関与できる分野は妊娠出産育児をサポートすることです。具体的には不妊症・不育症・妊娠悪阻などの妊娠に伴う妊婦の諸症状・乳腺炎やマタニティーブルーなどの産後のトラブル・夜泣き疳の虫など新生児の問題などがあります。これらの問題は中医学をはじめとした東アジア伝統医学が大いに貢献できる分野であります。歴史的にも妊娠出産育児は伝統医学の重大なテーマでありました。
今回の学術総会では少子化問題に中医学が貢献できることを再認識し、広く臨床に応用していくことを目指しています。多くの方々のご参加をお待ちします。
概要
[綜合テーマ]
少子化問題を解決する中医学 |
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会 期 | 2013年 9月14日(土) 13時~18時(12時受付開始) 9月15日(日) 9時30分~17時30分(9時受付開始) |
会 場 |
タワーホール船堀 |
参加費 |
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懇親会 |
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申込方法 |
学術総会の事前申込の受付は終了しました。 |