中医総合診療研究会
2022.12.21
2022年12月より、新たに景岳全書輪読シリーズを開始致します!
牟田光一郎先生の遺稿『景岳全書 全訳』を底本にして、大切な箇所を輪読していきます。
第1回目となる12月22日は私たちが日常の診療で行っている医療面接の原典ともいうべき「十問歌」の箇所を現代と過去とを行きつ戻りつして考察します。
【定例研究会の開催日】
12月22日(木) 第81回
景岳全書輪読シリーズ1「景岳全書の十問歌 ― 医療面接の原点を探る」石川家明
1月26日(木) 第82回
景岳全書輪読シリーズ2「虚実篇を読む」 吉冨誠 先生
日 程 :基本は毎月第4木曜日
時 間 : 20時~21時(または21:30)
場 所 : Zoom開催
受講料 : 無料
申込み : jtcmasogosinryo@gmail.com
2022.11.07
中医総合診療研究会は、2022年1月27日に中国の中医薬大学の教科書『針灸臨床技能実訓』の輪読を終えてしばらく休会をしていましたが、この度11月から研究会の活動を再開いたします。
日時:11月24日(木)20:00~21:30
場所:ZOOMにてオンライン開催
受講料:無料
申込み方法:jtcmasogosinryo@gmail.com 宛に氏名・資格(医師・薬剤師・鍼灸師・その他、学生など)を記載の上、件名を「中医総合診療研究会 参加希望」としてメールをお送り下さい。
<概要>
毎年恒例の学術総会講演の復習から始めます。下記の2題を検討します。
1)高山真先生「新型コロナウイルス感染症の治療、臨床研究から得られたもの」
担当:木村朗子
学術発表の適時性・即応性は、社会への貢献度を考えたときに最も重要な要素のひとつであると考えます。高山先生のご発表は、その意味でも特に卓越していると感じています。COVID-19と日々戦う医療者へ情報を広く伝えるその素早さは研究者としての矜持を感じました。東洋医学とCOVID-19の戦いの評価を吟味され、さらに、今後医療者が進むべき理想の社会の仕組みや、今後の疫病との戦い方についても広い視野を与えてくださいます。次波の前に、今聞くべき発表です。
2)藤田康介先生「AIを活用した中医学診療と教育」
担当:石川家明
先見性のある故山本勝司先生は2つの予見を話した。ひとつは、中医学の今後の発展は、コロナウイルス感染症を契機にかつて『傷寒論』『温病学』を生んだような新しい感染症の総括が行われるであろうと。2つは、AIの発展が中医学に多大な影響を与えるであろうことの確信である。
今回藤田先生が紹介した「AIシステム」の診断に至る仕組みや考え方をこの分野の苦手な方に解説したい。AIの行う患者から得られる臨床データの処理と、現行医学教育方法である「臨床推論」手法との類似性をふまえて、中医学教育を考える。
■今後の予定
基本は、毎月第4木曜日20:00-21:00(または21:30)の開催
12/22 景岳全書輪読シリーズ1「景岳全書の十問歌 ― 医療面接の原点を探る」:石川家明
1/26 景岳全書輪読シリーズ2「未定」:吉冨誠
2022.01.02
初掲載日:2022.1.2
更新日:2022.1.28
【定例研究会の開催日】
1月27日(最終木曜日) 第79回 「鼻鼽」 鎌田敏孝 先生
中医総合診療研究会はしばらく休止します。
時 間 : 午後7時~8時半
場 所 : Zoom開催
受講料 : 無料
連絡先 : jtcmasogosinryo@gmail.com
2015年5月に発足した中医総合診療研究会は、毎月1回 定例研究会が行われている。参加者は鍼灸師、医師、中医師、看護師などで、毎回10名程度が参加している(薬剤師、医学生などの参加も大歓迎)。全員参加型の討論形式で、西洋医学的には「臨床推論」方式、中医学的には「弁証論治」方式で、1 つの症例を検査データに頼らずに患者の症状を分析しながら、実臨床に即した訓練をしている。本年は、去年に引き続き中国の各中医薬大学の授業で使われている症例副読本を題材にあげ、さらに参加者の自験例を供覧した勉強会を進めていく。
2020.12.31
初掲載日:2020.12.31
更新日:2021.3.25
【変更履歴】
<2021.8.31更新>
9月以降のスケジュールを掲載しました。
【定例研究会の開催日】
1月28日(最終木曜日) 第67回 「絶経前後諸証(更年期障害)」 南絵美子 先生
2月25日(最終木曜日) 第68回 「帯下病」 荒川和子 先生
3月25日(最終木曜日) 第69回 「遺尿(夜尿症)」 南絵美子 先生
4月22日(第4木曜日) 第70回 「積滞」 森文絵 先生
5月27日(最終木曜日) 第71回 「蛇串疮(帯状疱疹)」 鎌田敏孝 先生
6月24日(最終木曜日) 第72回 「座疮(座瘡・ニキビ)」 古谷文美 先生
7月29日(最終木曜日) 第73回 「乳癖(乳腺炎)」 栗原理英 先生
8月26日(最終木曜日) 第74回 「风疹」 吉田紀子 先生
9月30日(最終木曜日) 第75回 「目赤肿痛」 倉沢智子 先生
10月28日(最終木曜日) 第76回 「耳聋(難聴)」 野口朋与 先生
11月25日(最終木曜日) 第77回 「牙痛(歯痛)」 吉田紀子 先生
12月23日(第4木曜日) 第78回 「咽喉肿痛」 佐藤もも子 先生
時 間 : 午後7時~8時半
場 所 : Zoom開催
受講料 : 無料
連絡先 : jtcmasogosinryo@gmail.com
2015年5月に発足した中医総合診療研究会は、毎月1回 定例研究会が行われている。参加者は鍼灸師、医師、中医師、看護師などで、毎回10名程度が参加している(薬剤師、医学生などの参加も大歓迎)。全員参加型の討論形式で、西洋医学的には「臨床推論」方式、中医学的には「弁証論治」方式で、1 つの症例を検査データに頼らずに患者の症状を分析しながら、実臨床に即した訓練をしている。本年は、去年に引き続き中国の各中医薬大学の授業で使われている症例副読本を題材にあげ、さらに参加者の自験例を供覧した勉強会を進めていく。